ぼくは犬 (手をつないで歩きたい)

犬がいない生活なんてもう忘れちゃった。飼い主のブログ「手をつないで歩きたい」と1つにまとめました。飼い主と黒柴犬クロマルの日常を記録しています。

クロの手舐めもそんなものかもしれない・・・

家の母は私が小学生になった年に病気をして、それから毎年必ず入院していた。

一時、少しよくなったものの亡くなるまでずっとそれは続いた。

私が子供の頃、母方の祖母やその姉妹が同居

夜、父が病院に行ってる間の留守番が心配ないように誰か、家にいてくれたのだけれど

私はその頃いた我が家の一番大きな犬の寝床、縁側みたいな廊下のつきあたりに置いてあった屋根付きのハウスに入って、爪を噛むという癖があった。(爪噛みは今も直らないけど^^;)

祖母の妹はそれを見つけてすごく心配したらしいけど、私は大好きな犬の匂いとせまい空間と誰にも注意されないで爪噛みができた最高の場所だった。

犬はハウスにはいっても怒らなかった、当たり前だと思っていたけれど、ありがたいことだ(笑)

ふと、2、3日前、クロの手舐めを見ながらそんな事を思い出していた。

クロがバリケン内で手舐めする時、多分、それに近い安心感みたいなものがあるのかな?

私はここにいますけど^^;入院もしてないし、留守でもないんだけどね^^;

それから手舐めに一切口出しするのをやめた。

そしたら舐め続けもなくなった。

ただ、そんなものなのかもしれない。

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と数日前にFBにつぶやいてから、実家にいた先住犬達のことなどいろいろ思い出していた。

当時は分離不安とか、○○恐怖症なんて言葉を獣医さんから聞く事はなかった。

手舐めして舐め壊しちゃったら治療したり、エリザベスカラ―みたいなのをはめてた仔もいたかもしれないけど、ただ・・・

それが何故?手舐めをするか?とかそういう原因追究みたいな事はほとんどなかったのではなかっただろうか???と記憶している。

カユカユでアレルギー血液検査とかもあったのだろうか?

少なくとも我が家の犬達はしなかった。

だからといって飼い主達はどれほど心配だっだか・・・と思うと

そんなに心配もしていなかったと思う^^;

先住犬の1匹は母の入院中、日中はほどんど玄関の前で母を待つようにしてすごしていた。

それを誰もそんなに心配はしなかったし、だから犬も夜になれば寝床に戻って寝ていたのではないか・・・

慣れない留守番と台風が重なり、一度手を舐め壊し、薬を飲ませて副作用がでて、更に心配して

そんなことを1カ月半もやっていた自分。

何か、おかしい・・・

留守番も台風も、昔からあったはず!!!(笑)

クロは分離不安と診断されたけど、ただ留守番に慣らせていなかったと考えるのはそれはそれで乱暴すぎるのだろうか?

いろいろな繁殖の仕方、ペットショップの弊害、その仔が持って生まれた体質や気質

そりゃいろいろ先住犬との違いはあるけれど

一番違うのは、接している人間の違いなんじゃないのかな?と反省をこめて考えています。

簡単に情報が得られて便利な現代、原因を探して追及して

それが本当に必要な事かどうか

(命にかかわる事だったらもちろん必要)

でもそれに至らない事までも一緒くたにして

いつの間にか自分が安心するための原因探しになっていたのではないか

心配していつも気にかけていたり

すぐに獣医さんに駆け込んだり

自分が辛抱できなくてした行動は必ずしもクロのためにはならなかったという反省は

今後の毎日の生活で忘れちゃいけない事だと思いました。

人に安易に飼い主が神経質だから犬が神経質になると言われると

イヤイヤ、それにはいろいろ理由があるのよ!とモヤモヤしたものだったけれど

確かに言い方を変えればそういう言葉の後ろにちょっぴり真実もあるかもなあーと

情けないけど思ったりします^^;

只今、飼い主変身中です。

$手をつないで歩きたい

お母さん、頑張って下さい!

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