チャーリードッグスクール横浜座学 2
横浜座学の後半です。
昨日、書いている途中にページが戻ってしまい下書きが消えまして^^; さっきも・・・
私のPCのタッピング設定では解消できません^^;
余談でした・・・
後半もノートをまとめてみます。
● 犬の成長過程について
新生子期
生後28日まで 感覚期ともいわれ、嗅覚・聴覚・視覚の順番で発達する
社会化前期
3-7週 同じリッター内の仔犬同士への興味が人に向いてくる時期
狩猟欲も出始め葉っぱを追ったり、犬らしいボディランゲージも覚え始める
甘噛みで歯の使い方を覚えさせる時期でもある
社会化後期
7-12週 警戒心が出始める時期・すなわち怖いという感情も出る時期
防衛心からでるうなり・歯当て・もこの頃から出る事が多く、この不安定な時期に多くの仔犬は各家庭にひきとられてゆく
新しい飼い主との信頼関係が大切な時期、人の言葉で犬に何かを伝えるよりボディランゲージを使った方が伝わりやすい
社会化終了期
13-16週 プリミティブドッグは早め12週頃に社会化期を終えるとも言われ
多くは13-16週目で社会化期は終了する
警戒心が強くなる時期なので飼い主がその対象にならないように気をつける
この時期にNOばかりでしつけていると不信感にもつながり頼れない、安心感を与えられなくなってしまうので、防衛欲をつけさせないためにも安心感を与えられる飼い主でいる
思春期
8カ月-10カ月 自立する時期、ホルモンの影響もあり自分の力を犬自身が試したくなる時期でもある
社会化時に犬同士の関わりが少なかった場合は特に自分を強く見せようとするシグナルがよく見られるので、飼い主は散歩時など犬の一部の行動だけではなく全体を見る必要がある
対犬に唸るけれど腰がひけているなど十分に観察する
この時期のためにも飼い主はボトムアップのリーダー(正しい飼い主の優位性)を身につけ、愛情の基本でもある信用させる正しく依存させる関係になる必要がある
うなる・噛む・吠えるも成長過程の1つと犬を認めてやる事も必要で、大きな器で(ユーモアも大切)犬を受け止める
成長期
11-17カ月 独立心が芽生え、飼い主を頼ってくれなくなる事もある時期
成犬とはいえまだまだ未熟、飼い主とのそれまでの関係・コンタクトがとれる事が活きてくる
成長過程のお話を伺いながら犬を飼う前にこういう事をしっかりと学んでいれば
いつ、どんな環境の所から仔犬を迎えればいいのか
そして仔犬を迎えてからどんな事をしてやればいいのか、どんな事をしたらいけないのか
そういう事もわかります。
そして適切な社会化時期の正しい社会化の必要性や
思春期の犬との向き合い方も見えてくると思います。
● ストレスについて
ストレスを恐れすぎない
ノンストレスはありえない
犬がストレスを乗り越えられるように手助けができる飼い主になる
興奮する遊びも適度に与えながらカットオフシグナルを伝えられる事が大切
犬のカーミングシグナルを学んで自分の犬のストレスシグナルを見た時に、ストレスを恐れすぎてそれ以上何もできなくなってしまったという飼い主さんのお話もでました。
ちなみに我が家のクロは私の声かけで全身をブルっと震わせる事があります^^;
お散歩中のいい子!はとってもよい言葉(声かけ)になっているはずなんですけど(笑)
でもそれはその前のクロの行動と関係があるのではないかと
イヤ、ホントに私の声にぞーーーーっとしてしまったかもしれない可能性は家はゼロではないんですけど(笑)
興奮しそうになったから私を見た、そしたらいい子!って言われた、そうだった落ち着け自分!
となったかもしれない(前向きすぎるかな?)
そんな風に思わないと目があっただけでカキカキしたよ・・・とかもうキリがなくなりますよね。
ストレスもなきゃないにこした事はないけどストレス感じても乗り越えられる手助けができる飼い主になれる事を私は目指します。
イヤ、飼い主じたいがストレスなんだよ・・・とクロに言われたら(笑)
イヤイヤそのうち良さがわかってくるよ!と^^;やっぱり学びつづけるしかありません。
● ハンドリングを学ぼう
犬を怖がらせない触り方
飼い主との間に信頼関係を築き、どんな触られ方をされても大丈夫なように育てられた方が犬にとっても幸せであるということ
飼い主が遠慮しすぎる関係はNG、遠慮しすぎはかえって犬は警戒する。
これも上記のストレスを恐れすぎないと似ていると思います。
家のクロは歯当てと咬みを私が警戒しすぎて、かえってクロに警戒させてしまった事がとても多く反省しています。
基本は信用してもらえるか・・・これが全てではないでしょうか?
そんな風に思いました。
● トイレトレーニング・サークルトレーニング
トイレは基本失敗はなし、排泄できれば成功と思って接していれば犬は必ず排泄の場所を覚える
サークル・ケージトレーニングは無理やりとじこめるというやり方は絶対NG
と・・・私のとったノートからまとめてみたのですが内容はもっともっと濃いです。
途中、講義に夢中になりノートとれなかったところもたくさんありました^^;
で・・・最後に
条件付けについてのお話が聞けました。
午前の部でもっと詳しくお話があったと思うのですが、午後から行った私は最後にもう1回確認させて頂けました。
オペラント条件付けとレスポデント条件付けについての説明と
レスポデント条件付けを土台にしてオペラント条件付けが進むというメソッド
私達飼い主はトレーナーの先生方のように的確なトレーニングはできないかもしれません。
特に何か問題だと思われる行動がでてしまった自分の犬を目の前にしたら、冷静な判断も難しい。
思い悩むからですよね。
家の場合は咬みです。
じゃ、咬まないようにするトレーニングって何?
どこから始めたらいいのか?
家は名前を呼ぶ、心をこめて呼ぶ・・・そこからでした。
ママ様がよく言われる名前を呼んでおやつです。
それはおやつでつるとかそんな甘っちょろいものじゃないんです。
おやつすら食べられない状態の犬もいる。
おやつでつる・・・とか表現できちゃう人はきっとおやつを食べれない犬の存在をご存じないのかな・・・と思います。
おやつがないとダメになる、そう連動する時点でこの名前を呼んでおやつの意味はなさないと思うのです。
おやつじゃないんですね、飼い主の声、飼い主に名前を呼ばれる事
それを犬が好きになる
好きにならないと何にも始まらないと思いました。
名前を呼んでおやつをあげる
名前とおやつの対提示、そして犬が来たら心をこめていい子だね―――と声をかぶせる
もし今、飼っているワンコさんのお悩みがあってこの拙いブログにたまたまヒットして来て下さった方がいらっしゃったら
叱ったり、罰を与えたり、脅かして行動をやめさせたりするしつけをしてしまう前にやってみて下さい。
(まず、チャーリーママ様のブログに行って本文をお読みになる事をお勧めします、名前を穏やかに呼ぶと上に記しましたが、取りくんでいくうちにいろいろな環境の中でいろいろな声色で呼ぶ場合もあります)
すぐ何かが変わるわけではないかもしれません。
でも!絶対に飼い主も犬も変化がでてくると思います。
私達飼い主は犬の名前が、犬そのものがもっともっと愛おしくなります。
犬も名前を呼ぶ飼い主の声をもっともっと慕ってくれるようになります。
お互いがよりそうための一歩目に絶対になってくれるはずです。
名前を呼ぶと犬が飼い主を認識する
当り前な事のようですが、全然当り前じゃなくてこれぞ究極の古典的条件付けだと思いました。
クロの話ですが私の手を咬んだ瞬間、名前を呼んだ、もちろん叱らない名前の呼び方です。
ただいつものように名前を呼んだ。
クロがはっとして、私の声で我にかえる
これ、本当なんです、事実です(笑)
2つ同時に行動ってできないんですよね。
ただし、咬む事より飼い主を見ちゃう方が先行するまで、名前をよんでおやつをくりかえす必要はあると思います。
で、そのうちに歯をあてようが、咬もうが、何にも変わらない飼い主を何となく認めて信じてくれるようになってきます。
で、そのうちに名前を呼ばれると何だか嬉しくなってきて、その声を聞くだけで何だかいろんな事を乗りきれてしまえるような事も起きてくるんです。
アイコンタクトの土台にもなりました。
例え悩みがあってもなくても、犬と暮らす中で一番大切なコミュニケーションですよね。
もちろんこれは私とクロの場合ですので、深刻なお悩みは信頼できる方にご相談される事をお勧めします。
長くなってしまいました<(_ _)>
最後は大好きなこの記事
是非、読んでみて下さい。