ぼくは犬 (手をつないで歩きたい)

犬がいない生活なんてもう忘れちゃった。飼い主のブログ「手をつないで歩きたい」と1つにまとめました。飼い主と黒柴犬クロマルの日常を記録しています。

クロの甘噛みと咬み

パピーの頃の健康状態であまりにもオロオロ情けない対応しかできなかった私ですが

もう一つものすごく反省している事があります。

それはクロの純粋な甘噛みに対しての対応です。

初めに行った獣医さんがいわゆる支配性理論の方だったと書きましたが

甘噛みに対しても同じ、柴は甘噛みから咬み犬になる

リーダーになろうとしてますね、(怖くて診療台でPしちゃったらマーキングとも言われた記憶が…^^;2カ月で?)

これらの言葉は本当に驚きました。

え?赤ちゃんの甘噛みと思ってはいけないの?

咬み犬ってホントですか?

それは困るのでいろいろと調べてみると

ネットには恐怖の言葉や情報がそれはそれは氾濫していました。

でも調べれば調べるほど私は????????

クロは甘噛み激しかったので焦りながらも冷静に冷静に情報を得ようとしていました。

そこでめぐり合えたブログがこちら

http://charliemama.weblog.to/

Carliemama様こと夏目真利子氏の「私は社会化のドッグトレーナー」でした。

徹夜でプリントアウトまでして読破しました。

もう、涙なくは読めない、悩む飼い主の心の港でありました。

もし、今、ワンコとの暮らしでお悩みのある方、もしくはこれからワンコと暮らそうとお考えの方も、幸せにワンコと暮らしていらっしゃる方も・・・

獣医さん、トリマーさん、動物に関わるお仕事をされている方にも是非、読んで頂きたい。

同名の書籍も執筆していらっしゃいます。

(リンクが上手く貼れませんでした^^;)

で、甘噛みに話を戻しますが、

私のした失敗は純粋な甘噛みから少しずつこのまま噛んで遊びたいという要求噛みに

連続強化、もしくは長い時間の中で間欠強化させてしまったのです。

途中、罰以外のいろいろな方法を試してみた事で、クロもそのいろいろな作戦や刺激に慣れていったのだと思います。

ただこのまま遊びたいなんていう要求噛みも、負の強化さえ与えなければいつか成長とともに消えてゆくものだと思います。

でも・・・気付かないうちに負の強化もされているんですね。

長い時間かかりました。

クロが噛みたくないと思うようになって、ようやくストップがかかるようになり

その遊び噛みは終わりました・・・

でも、歯を使う事をすっかり強化されたクロは

上手に歯を使って遊んだり、ドアを開けたり(笑)するようになったとともに

意思表示も歯を使うようになったと思います。

歯を使っても、小さい頃、親や兄弟に習ってから人間の手に託された仔、加減のわかってる加減をわかろうとする仔なら私は何の問題もないと思います。

あの頃もクロに噛み加減を教えているつもりでしたから・・・^^;

でも・・・噛ませすぎ

クロの脳内はエンドルフィンでいっぱい

もちろんその威力に私のかける声が勝るわけもなく

インターセプトして前に座れるように、我にかえれるようになったのは1才をかるく過ぎていました。

そしてそれで終わりではなくて

今度は成長過程で起きるチャレンジのような・・・

我がまま噛み

体も大きくなってきていましたので咬みに移行してしまわないように恐れるあまり

今度は全てが後手にまわってしまい、結局、クロにとって噛みに意味を持たせてしまったと思います。

それが今でも悩んでいるクロの思い込みの防御歯当てにつながっています。

あ、爪切り時は歯当てではなくて咬みでした・・・

これもつい最近、大失敗をしてしまい、咬ませないように絶対に口輪装着と決意してます。

獣医さん時も腹部に痛みがある時などは口輪をしてから触診して頂くように。

その爪の大失敗以来、何かを持っている手に異常なほど反応したり、今まで絶対になかったパターンでの歯当てがここにきて数回でました。

内心、くよくよ後悔しますね、先が急に真っ暗になったりもします。

でも、それでも寄り添ってくる(ちょっとくっつぎすぎの所もありますが)クロを見ると犬が人を求める気持ちをものすごく感じ

咬まない選択ができる犬に、そういう脳をつくるように育てていきたいと心から思います。

それには囲いすぎない、おもねない、

最近の夏目真利子氏の発信して下さる言葉が

これから先の道を示して下さっています。

以上が今までの噛み(咬み)の経緯ですが…

ホントにまだまだ心配はつきません。

でも、一年半前に「私は社会化のドッグトレーナー」夏目真利子氏のブログにたどりつけていなかったら、

支配性理論バリバリの飼育法に影響されてしまっていたら

今の私とクロは寄り添うような関係の入り口にも立てていなかったと思います。

我がままには愛情遮断?

そんな都市伝説のような咬みに対しての訓練

ありえません。

無反応をかえしてやるだけです。

怒ればいい?

簡単に言わないで下さい、怒りが真直ぐに伝わるような関係が出来上がっていないから

咬みが悩みになるのです。

チョークでつったり脅かしてやめさせて、報酬を与え・・・云々?

そんな事絶対思いつきません。

そういう???の速効性重視の躾方法は、まだまだ世の中にたくさん氾濫しています。

だけどそんなに速効性は必要なのか?

本当に危険な状態なら口輪のトレーニングして口輪する方がずっといい。

口輪はかわいそう?

速効性求めて家庭内で脅かされる方がもっとかわいそうじゃないか?

何のために犬という動物を飼うのか…

そして飼わない勇気を持つ大切さも改めて学びました。

あの頃の事を思い出すとまだ泣けてしまう事もあります。

でも、犬の前では泣きません (笑)

これからもリアルタイムでクロの咬み話はでてくると思います。

でもいつか、咬まない選択肢を選べる犬に育てていく。

そのためには私が学ぶ、学んで学んで知識と知恵をつけ

それを余裕に変換し、不安を少しでもとりはらう。

そう決意と覚悟を今日、書いておきます。

写真は寝ているクロ

リラックスして毎晩ヘソ天で寝ています。

熟睡、爆睡です。

こんな君なのに何故に君は黒い爆弾に豹変するんだ?

聞いてみたくなります。

若いからだよ・・・・・(笑)

勝手に答えてみました *1

それと・・・

飼い主がちょっと詰めが甘いからだよ ^^;

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